47 鯉石

千僧1ノ1(博物館前)、市バス停「市役所前」すぐ




 文化年間(1810年ごろ)、有岡城跡(今のJR伊丹駅周辺)にあった材木屋新兵衛所有の畑地で、耕作の邪魔になっていた大石を掘り起こしたところ、その下に一尾の鯉が生息していました。そこで、家へ持ち帰り、どうしたものかと相談しましたが、あまりの不思議さに、これは竜の化身ではないかとして、野宮(猪名野神社)の弁財天の池へ放してやりました。
 その石には、鯉の姿形が彫られたかのように残っているので、役所(会所。中央2丁目、昔の市役所、今のネオ伊丹ビルのところにあった)へ届け出、庭石として引き取られました。