17 中村良臣
自筆短冊
「自筆短冊」より

昆陽池3丁目
昆陽池公園内北部樹林帯
バス停「玉田団地」下車昆虫館通りへ


17 中村良臣 自筆短冊「自筆短冊」より
志ら露を たまにぬきとめ をとめこか
かさしにまかふ あきの萩ハら

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中村良臣 (生没年未調査)

 葉におく白露を玉のように貫き通していて、まるで乙女たちの髪かざりと見まがうような、そんな萩一ぱいの秋のひろびろとした野原よ。
 -萩の葉におく白露が玉のように美しく輝き、葉を緒として露の玉を貫き通しているようだ。そんな思いで、「秋の萩原」を眺めていると、髪かざりをした美しい乙女たちがそこを通りすぎて行く姿が、ふと幻のように浮かんで来る。

中村よしおみ (こや池の歌)

はぎの葉にのった露が玉のように美しくかがやき、葉が露の玉をつらぬき通しているようです。そんな思いで秋のはぎ生いしげった原っぱを見ていると、かみかざりをした美しい乙女たちがそこを通りすぎて行く姿が、ふとまぼろしのようにうかんで来ます。