45 荒木村重・たし
鈴木充筆
「信長公記」より

伊丹1丁目
有岡城跡
バス停「JR伊丹駅前」


45 荒木村重・たし 鈴木充筆「信長公記」より
  あらきたし
霜かれに 残りて我は 八重むくら
なにはのうらの そこのみくつに
  荒木村重
思いきや あまのかり橋 ふみならし
なにはの花の 夢ならむとは

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荒木村重・たし (天文四年(1535)~天正十四年(1586)・生年未調査)

   あらきたし
 霜枯れの冬に残る私は、幾重にも生い茂った雑草のようなもので、難波の水底の屑になってしまうのだなあ。

   荒木村重
 果たして思ったであろうか。これまで自分のやって来たことは、漁師が間に合わせの、仮橋を踏んで平らにするように、同じところを何回も往ったり来たりしていたようなもので、難波の花も結局は夢のまた夢であろうとは!

あらき村しげ・たし (伊丹での歌)

  あらきたし
きびしい冬に残る私は、いっぱい生えた雑草のようなもので、なにわの水の底のくずになってしまうのでしょう。

  あらき村しげ
これまで自分のやって来たことは、漁師が間に合わせの橋をふんで平らにするように、同じところを何回もいったり来たりしていたようなもので、なにわの花もまた、夢に終わりました。