鬼貫句碑


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上島鬼貫 自筆集字
「仏兄七久留万」より


船原1丁目
伊丹小学校校庭南 [4]
バス停「阪急伊丹」北へ
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[ ]内数字は句碑の地図上の番号です。



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 上島鬼貫 (万治四年(1661)〜元文三年(1738))
 夏も終わりに近づき、そこはかとなく秋の気配が漂うようになった。昼間の汗を流そうと行水をしていると、あたりはすべて虫の声に満ちている。−やはりもう秋だ。(この感じを破りたくない。)
 さてさて、行水の水はどこへ捨ててよいものやら……。

上島おにつら (秋が近づいているぎょう水の句)

秋が近づいて、あたりは虫の声が聞こえるようになりました。さて、ぎょう水の水はどこへすてたらよいでしょう。


(注)引用原典によっては、記述が異なっています。
『地域研究「いたみ」第9号(昭和53年11月)鬼貫追悼特集号』より

<鬼貫句選>(橘治板・明和6年刊)
行水の捨ところなきむしのこゑ

<仏兄七久留万>(享保12年序)(武田村径本)
行水の捨所なし虫の声

<をだまき綱目>(元禄10年刊)
ぎょう水のすて所なき虫のこゑ

<温故集>(延享5年刊)
行水の捨所なし虫の声

<俳諧古選>(宝暦13年刊)
行水の捨所なき虫のこゑ


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