10 荒村寺

古城山

曹洞宗

伊丹市仏教会

伊丹市伊丹1-15-2

伊丹市バス停「JR伊丹駅」南すぐ


この地はその昔、伊丹字古城と呼ばれ、有岡城跡の一部であった。
寺の由来記によると、伊丹郷町の木綿屋徳三郎が禅宗に深く帰依し、堺町にあった閑室に嘯山虎渓和尚を招いて参禅したのが始まりで、天保年間(1830~43)に一妙法国尼を開基とする尼寺となった。
人々は城山庵と呼んでいたが、荒木村重の古城跡の由緒により荒村庵となり(荒木村重を弔うために建てられたとの説もある)、昭和39年(1964)寺号を荒村寺と改めた。
江戸末期に一度改築されたが、昭和52年(1977)JR伊丹駅前周辺整備により、有岡城跡のフランドル鐘(カリヨン)のある辺りから現在地に移転した。

本堂、山門、行者堂、竜王堂、稲荷堂などがある。
本堂前の鬼貫の句碑は、慶応元年(1865)の建立である。

本尊は十一面観音菩薩で、右に大権修理菩薩、左に達磨大師が安置されている。

川辺西国観音霊場三十三所めぐり:第二十六番札所






古城や茨くろなる蟋蟀