37 法巌寺

迎接山

浄土宗

伊丹市仏教会

伊丹市中央2-6-16

「阪急伊丹駅」東南約300m


昔、昆陽寺の塔頭の一つとして重要な位置を占めていたといわれる。
その後浄土宗に変わったが、背景は明らかでない。
寺伝によると、大永2年(1522)現地に移ったとあり、開山は鎮蓮社西誉岌弁和尚となっている。
歴代上人墓には二代目岌誉上人が開山と記され、初代岌弁上人は勘請開山であるとの説がある。
平成7年(1995)に発見された木版(1723年、第九世英誉上人)によると、永禄年間(1558~70)に荒木村重の請いにより開山岌弁上人が寺をこの地に移したとある。

阪神淡路大震災後に解体された本堂は、貞享5年(1688)第八世頂蓮社潅誉上人が再建した旨の墨書が解体材より発見された。
その本堂は、平成10年(1998)に再建された。
観音堂は、川辺三十三所霊場の第二十九番札所である。
鐘楼の梵鐘は、昭和57年(1982)に鋳造されたものである。

本尊の阿弥陀如来坐像は快慶作と伝えられている。
ほかに、薬師如来坐像と釈迦如来坐像とがある。

川辺西国観音霊場三十三所めぐり:第二十九番札所

くすのき:
巨大なくすのきは、樹齢推定500年で兵庫県指定の天然記念物(昭和40年(1965)指定)である。
幹周囲6m、樹高28mの大木で、そのため、くすのき寺とも呼ばれている。