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読み人しらず 元暦校本
「萬葉集」より
緑ヶ丘1丁目
緑ヶ丘公園内南側
バス停「緑ヶ丘1丁目」下車
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宿
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な
く
し
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夕
霧
立
ち
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有
間
山
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猪
名
野
を
来
れ
ば
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志
長
鳥
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- 読み人しらず
- 猪名野を歩いてくると、有馬山に夕霧が立った。
−今夜泊まる所も決まってなくて…さびしく、不安な猪名野の旅の心を詠む。
しなが鳥(息長鳥、志長鳥)とは、かいつぶりのこと。ヰナ(猪名)にかかる枕詞。
- 作った人はわかりません (とまる所が無く、さびしい旅の心の歌)
- いなのを歩いてくると、ありま山に夕ぎりがたちこめる時になっても、こん夜はとまる所がまだ決まっていないので、さびしいな。
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